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「確定拠出年金」の基礎知識今週は「確定拠出年金」がテーマです。早々にいただいた投稿を拝見すると、将来のことに期待はできないといった否定的なご意見が多いようですね。たしかに、確定拠出年金はまだまだ導入企業も少なく、なじみが薄い制度かもしれません。 誤解をしている方が多いのですが、まず、確定拠出年金は公的年金のお話ではありません。自営業の方も加入できますが、基本的には企業年金の新たなスタイルです。従来の年金制度は国や企業がその資金を一括して運用し、将来受け取る年金額がある程度約束されていたことから「確定給付年金」と呼ばれます。これに対して確定拠出年金は、拠出する額は確定しているけれど、将来の受取額はわからないという「不確定給付年金」です。各企業は、折からの景気低迷で年金運用がうまくいかず、多額の「積立金不足」が発生しています。そこへ時価会計制度の導入で、これをなんとかしないと企業の信用力が落ち、資金調達などに悪影響が及ぶことになりました。そこで企業がリスクを負わなくてすむ(代わって加入者がリスクを押し付けられる)確定拠出型年金へ移行したり、新たに導入したりする企業が出てきたわけです。 確定拠出年金は掛け金や運用益で税制面の優遇がある、個人単位で管理されるので転職しても持ち運びできるといったメリットがある一方で、将来受け取る年金額の予想が立てにくい、運用の知識を身に付けることが必要、原則として60歳まで引き出せない、といったデメリットもあります。 公的年金に対する不安が高まり、右肩上がりの年功序列賃金制度が崩壊、退職金もあてにならなくなってきた昨今、頼みの綱の企業年金も姿を変えようとしています。今に他人事ではいられなくなる自己責任型の年金制度について、加入・未加入に関わらず、積極的なご意見を聞かせてください。 |
生活経済ジャーナリスト |
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