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マネー雑誌を有効活用する裏技
1週間、お付き合いくださいましてありがとうございました。マネー雑誌と上手に付き合って温泉旅行費用まで捻出された方もいれば、株式などの特集の銘柄鮮度に疑問を持つ方など、いろいろご意見をいただき、お互い参考にできる部分があったのではないかと思います。 ちなみに、株式評論家としての銘柄出しをマネー雑誌やムックに依頼されるとき、何度かのいろいろな経験を経て、私の場合、1.発売日を聞く、2.その日に見てくださる読者の立場で買える銘柄を探す、3.なるべく買い値目標、売値目標を書く、4.選択した基準を明確にする、5.チャートにも触れる……などを心掛けています。 というのも、過去に苦い経験があるからです。「木村氏の銘柄でもうかった」と喜んでもらいたいばかりに、値上がりスピードが出てきている銘柄を月刊誌に紹介したところ、記述して約20日後に発売されるタイムラグに阻まれ、発売日にピーク価格となってしまったことがありました。こうしたことがあると、その銘柄を薦めていたという理由だけで、買わなかった人からもボコボコにたたかれるのが常。でも、逆説的にはタイムラグさえなければ当たっているわけで、もしも月刊誌で株式銘柄をスッ高値(年初来高値)で紹介している専門家を見つけたら、その人は短期では当たり屋なので、その人の講演を聞きにいって短期勝負すればいい、というノウハウが使えるわけです。マネー雑誌の有効活用法の裏技として、覚えていていただければと思います。 また、株ムック、株スペシャルなどの増刊号でありがちな「専門家10人が10銘柄出す」という企画があると、株をまったくやったことがない編集者が考える企画のためか、「○○先生とあなたは銘柄がダブっていましたので、変更してください」と指示してくるのです。「いい銘柄はみなが注目するので、ダブってもいいじゃないですか」と主張した私は、何度か担当さんと議論した末、このスペシャル企画の執筆を最終的には降りることになりました。合わなかった点は、読者満足という視点より本としての作り優先の視点が強い編集者、ならびに企業体質だったんだなと思っています。編集者は、バーッと100銘柄出ているほうが売り物として迫力があり、見栄えがいいだろうと考えるのだろうと思いますが、私としては「そうかな?」と、どうにも納得できなかったのです。しかも、私たち株式専門家は成果を出してナンボ。勝率、確率でみなしのぎを削って生きているのに、「わかってくれてないな」と当時は憤慨していたのですが、このスペシャル本はその後、廃刊になったようです。 それと、頻繁に電話がかかってくることを警戒する件に関して。経験上、かかってくる営業の電話は、名簿屋に売られた個人情報が元になっているケースが圧倒的に多かったですね。うちの場合は、主人の元の勤務先の名簿が名簿屋にあるらしく、不動産会社からかかってくる電話のルーツをたどっていくと毎回そこにいき当たります。資料請求した先から営業の電話がかかってくるケースは、私の場合、ほとんどなかったです。また、かかってきても「用があったらこっちからかけるので、そっちからはかけないで」と頼むと、かかってこなくなりました。 営業の電話を警戒するなら、電話番号は書かないとか、頻繁な電話はかけてこないでと葉書に明記するとかで防衛してみるといかがでしょうか。 また、みなさまと私にとって有意義なテーマを探して、サーベイにご提案しますね。その日まで、See you! |
株式評論家 ファイナンシャルプランナー |
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