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かかりつけの利点とは一週間を通し、みなさんのお話を聞かせていただき、かかりつけの歯科医を見つけるには、やはり人からの紹介や口コミがいいのではないか、という声が多かったように思います。たしかに、人の紹介などの場合、初めから安心感を抱いて行くものです。もちろんコミュニケーションも取りやすくなりますよね。 ただ、必ずしもそんな時ばかりではないのです。たとえば、ある歯科医で入れ歯にしたAさんが、「入れ歯もぴったりときれいに作ってくれたし、治療もうまい、とってもいい歯医者さん」と言って、親友のBさんを紹介したとします。そこで実際にBさんがその歯科医にかかったもの、Aさんほど満足できない、ということもあります。 なぜそうなるのか。それは、口の中の形状や条件が人それぞれ違うからです。うさみみさんの「本当の技量を反映しているものかどうか怪しい場合があります」とおっしゃるのは、もしかしたら、そんなことも関係しているのかもしれませんね。 ところで、治療には、健康保険が利くものとそうでないものがあります。その違いは何かというのは、当然、治療を進める上でのシステム、補綴物(ほてつぶつ)の材質やデザイン、治療方法によって違ってきます。 公共の健康診断に歯科検診がない、という月の猫さんからの投稿がありました。企業の場合なら、会社の方針によって、歯科室や指定歯科医院があり、健康診断で歯科検診を行うところもあります。定期検診については、通常4カ月〜半年に一回、問題(多くは歯周病)が見られるなら、2〜3カ月に一回程度受けることを目安にしてください。 最後に、インフォームド・コンセント(informed consent)についてお話ししておきます。インフォームドコンセントとは、医師が患者さんに診療の目的や治療方法などを十分に説明して、患者さんの納得を得て治療することです。すでに、その重要性はコメントしてきました。本当にこれは大切なことなんです。医師からの申し出だけでなく、ぜひみなさんからも、初めて診療を受ける前、また診療段階の節目などの時をみて医師に相談してみてくださいね。仮に相談しようとして、面倒だというような態度を取られたり、逆ギレされるようなことがあるなら、別の歯科を訪ねられたほうがいいでしょう。医師としてそんなことはあってはならない、あり得ないことですから。歯科衛生士がいる場合は、彼女らも大まかなことは把握していますので、簡単な相談には乗ってくれることもあります。 また、最近はカルテやX線写真などに加えて、その患者さんの病状をコンピュータでデータ化してくれる歯科もあります。仕事の都合で引っ越しがち、という場合、いろいろなデータを蓄積することは難しいのです。蓄積データで病態の継続性、変化の過程を把握することで、より適切でスピーディな治療が行えます。ですから、できるだけ同じ歯科医にかかっておくほうが意思の疎通が楽ですし、質が高ければ一定の質で、スムースに治療が進むと考えられます。少し遠くても通えるなら、同じ歯科、つまり、かかりつけの歯医者さんに診てもらってくださいね。 わたし自身、「きちんとした町医者」でありたいと思っています。一週間、どうもありがとうございました。 |
歯科医 |
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