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「鬼に金棒」家庭の実権者といっても、いろいろな形態の家庭がありますから、まずわが家のような女性1人と男性1人からなる夫婦(事実婚、同棲、内縁を含む)の話にしましょう。子どもが夫婦間力に影響を及ぼす場合もあるのですが、ここでは子どもはいてもいなくてもあまり影響のない存在としましょう。 で、いきなり夫婦ゲンカの話です。わたしの友人(男性)たちの多くは、妻が専業主婦だったり、仕事をしていても年収100万円前後のバイトやパートだったりするのですが、夫婦ゲンカで妻が反論してくることはないと言います。せいぜい2〜3日から1週間、口を聞いてくれないだけだそうです(食事は作って置いておく)。これを聞いてわたしは「こんなケンカじゃ、彼女の不満がわからないし、彼女はきっとストレスためてるよー」なんて言うのですが、友人たちは当然という顔をしているのです。 ところが、わたしたち夫婦のケンカでは、「そんなにイヤなら出ていけよ」なんてわたしが言うと、間髪入れずに彼女が「何いってるの。あなたこそ出ていきなさいよ」と反論するのです。そう言われると「やっぱりわたし、捨てられちゃうのかなぁ」なんて感じるのですが、彼女がここまで反論できるのは性格よりもむしろ金を自分で稼いでいるためではないかと思うのです。 実は、妻とわたしの収入比は約5:1なので、経済力は彼女にかなわないわたしです。このことはわたしたちの夫婦間力に決定的な影響を及ぼしていて、お互いに言いたいことを言いあえるには、収入比で5:1ぐらい女性が勝っていることが必要ではないかなぁと感じてしまうくらいです。ところが、おもしろいことに収入比が約1:1の夫婦において、夫はあまり家事や育児をしないという研究があるそうです。なぜなのでしょう? 金を稼いでくる人間と、それを支える人間とでは初めから力関係が発生していると言われますが、これが男女平等とは名ばかりの男尊女卑社会である日本において、男性の優位性と結びついてしまうと大変なことになるのです。 つまり、金を稼いでくる人間の多くは夫であり、男性の優位性も男性である夫は持っているわけですから、夫は「鬼に金棒」というわけです。ですから、たとえ経済力が妻と同じであっても、男性の優位性のため、夫は家事や育児をしないのだそうです。となると、経済力や男性優位性に注目すると、どうしても多くの場合、夫が家庭の実権者になってしまします。「でもね、精神的な面では妻が実権を握っているのよ」とおっしゃっる人もいるかと思います。しかし「この精神的な面って何なの? 」とわたし、思うのです。 実権者を経済的な力関係でとらえるのか、あるいは精神的な面でとらえるのかでは答えが異なるように思えます。また、家庭内に実権者はいないと断言する人もいらっしゃることでしょう。しかし、経済的要素と精神的要素とそして男性優位性は、実は密接につながっていて、それは家庭内における男女の役割にまで影響を及ぼすであろうとわたしは考えているのです。みなさまはいかがお考えですか? |
「育児連」世話人 |
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