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アメリカが持つ活力の源とは自分の住む自治体の活動に満足していない人は、やはり8割を超えています。Yesと答えた方で目立っているのは、図書館についての意見です。千葉県浦安市のごまたまさんは、頻繁に図書館を利用して年に60冊もの本を読んでいらっしゃるとのこと。本人がおっしゃっているように、たしかに税金を払った分はしっかりもとを取ってらっしゃいますね。見習いたいものです。 品川区は、なかなかよいというご投稿をいただいたコリエコリコさん。こちらでも図書館がインターネットで検索予約ができるようになり、便利になったとおっしゃってます。国から変えていかなくても暮らしに密着した地方自治は実現できるという感触を、実感から伝えてくださっています。 さらに北海道のマムリーさんは、北国ならではの除雪サービスなどを挙げてらっしゃいますが、こ本がたくさんあると、図書館にはご不満はないようです。図書館はインターネットなどの利便性が最も現れやすい分野だからなのか。それともこのところ図書館のサービスがよくなったのか。もしそうだとしたらどこで、どうしてなのか。調べてみる価値はありそうですね。 こうしてある地域で住民に好意的にとらえられ始めたサービスが出てきた場合、その評判が広がれば、ほかの自治体もその試みを学ぶことによって、よりよいサービスを実現できると思います。 アメリカという国を見ていて感じるのは、こうした自治体の間での競争や、学んだり学ばれたりということが盛んだということです。イラク戦争などでこれまでになくアメリカに批判の目が向けられているのも事実ですが、伝統的にアメリカは実験国家であり、アメリカが持つ活力の源はここに一つの理由があるように思えます。それを支えているのが自治体ごとに行う新しい試みでもあると思うのです。 たとえば教育ひとつとっても、文部省が箸の上げ下ろしまで決めようとしてきた日本と異なり、アメリカは時に州ごとに新しい試みが生まれ、うまくいったらほかの州も見習う。あるいは刑務所のシステムも州によって違ったりする。各州が自ら選択し、予算も自分の意志で使える裁量の部分が大きいからです。ひもつきだらけの補助金を中央がばらまいてきた日本とはかなり違います。 Noと言われている神奈川のまつげさんは、保育園が民間に委託され始めたことがサービスの低下につながっているとおっしゃっています。子どもを持たれる方の最も大きな悩みの部分でしょうし、ここには民営化が必ずしもいいサービスを生むとは限らないという、教訓をも示しています。 システムだけの問題ではない、だがシステムも大切だと思います。このあたりのことを明日は考えてみたいと思います。Yesの方の投稿もぜひお寄せください、お待ちしています。図書館以外にも健闘しているものがあるかもしれません。 |
TBS外信部 記者 |
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