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私たちの日常生活にも役立つメッセージ
毎日ありがとうございます。本日は最終日です。セルフコンセプトについて話しましょう。 世界の壁という言葉をよく耳にします。壁ってなんですか? どんな壁ですか? どれくらい大きくて、どれくらい堅くて、何でできているのでしょうか? あるとすればどこにあるのでしょうか? 国境ですか? 世界の壁は、心の中に存在した自分の可能性を制限する固定概念にほかなりません。 「世界の壁」と言えば、そこに障壁があるように思うのが人間です。水泳などでも1分の壁とはいいますが、59秒59の壁とは誰も言わないのはなぜでしょうか? ベスト8の壁などともよく言うでしょう。この固定概念をスポーツ心理学でセルフコンセプトといいます。いうなれば、思い込みです。人間はこの思い込みに従って、あたかも常識であるかのごとく考えたり行動したりします。壁というセルフコンセプトのある人は必ず自分の創り出した壁にぶつかります。したがって、どんなセルフコンセプトを持つかということがとても大事なことになるのです。世界に通用するかどうかは、自分のセルフコンセプトが「世界に通用する」となっているのかどうかこそが大事なのです。 世界に通用している選手たちは、まずこの柔軟なセルフコンセプトの持ち主たちなのです。セルフコンセプトは、常識や過去や経験や権威などによって形成されます。日本人は、このセルフコンセプトが頑固で固定化されているという特徴があります。世界に通用しないのは、下意識の問題と考える前に、大きなセルフイメージと柔軟なセルフコンセプトがないことの方がよっぽど多いのです。だからこそ、野茂選手や中田選手がそのセルフコンセプトを打ち破って、世界に出ると、同じように続く選手たちが出てくることになるのです。そんな意味でも、この2人や田臥選手はすばらしいと私は思います。 柔軟なセルフコンセプトの持ち主たちは、決まってイメージ力とチャレンジ精神があります。この2つは右脳の働きを活性化させ、固定概念に捕らわれない心を創り出してくれるのです。 さあみなさん、いかがでしょうか? 日本人選手の世界に通用するかどうかの議論は、私たちの人生や日常生活にも役立つメッセージになることに気づいていただけましたか? それこそが、私の望むスポーツの社会的価値の享受だと思います。昨日に続き、12/22の私がファシリテートするイベントのお誘いをさせていただきたいと思います。障害者スポーツからたくさんのことが学べます。感動と元気をもらいにぜひご参加いただければ幸いです。詳しくはわたしのHP、www.eminecross.comにあります。 1週間お付き合いくださり、誠にありがとうございました。心から感謝いたします。またお会いしましょう。 |
スポーツドクター |
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