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ペニスやヴァギナも体の大切な部分の一つとして教える
日本の場合、まずは親が性についての十分な見識をもつことが必要なようだ。ならば見識をもった親が、子どもたちに性を教える場合、どのような方法があるのだろうか。
性教育とは、性交を教えるのではなく、科学的な体の仕組みとか、なぜ生命が誕生してその輪がつながっていくのかとか、そういうことを3、4歳から徐々に子どもの理解度に合わせて教えていくことが性教育です。だから、「ここが『おめめ』で、ここが『おなか』」で、次に「ここが『ひざ』」という教える時に性器をとばすのではなく、どの体の部分も名称をもっていて、どこも大切な部分だと教えてあげることが大切です。
たとえば、目にはものを見る役割があるのと同じように、ペニスには精子を届ける役割があって、ヴァギナは赤ちゃんが通って出てくる場所というように。こうして、ペニスやヴァギナに関する知識も、体に関する当たり前の知識として教えることです。
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