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今週のテーマ
会議番号:1854
医者の診断に疑問、不信を感じたことがある?
投票結果
95
5
1303票
71票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年03月27日より
2006年03月31日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
医師の診断に疑問や不信感をもったことがありますか、という問いかけから始まったこの1週間。どうすれば日�……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
医師と患者のコミュニケーション (sweet baobab・奈良・パートナー有・28歳)
医師も人間です。すべてを知っているわけではないし、間違いも時にあります。ミスが生命にかかわることが他の仕事とは違い、世間が医療ミスを許さないところではあると思いますが……。でも疑問や不信を感じたとき、やはりそこは医師も患者も、コミュニケーション能力を問われるのではないかと思うのです。患者が不安や思いをきちんと伝えること、医師もプロとして丁寧に接すること。これには医師と患者が上下関係ではなく、同じ目線にいることが重要ではないでしょうか。
看護師の立場として (Mitsuba・佐賀・パートナー有・32歳)
良い「治療関係」を結ぶ……私はこのための仕事をしています。医師と患者の橋渡し的存在であるために、常に患者に近い立場であることを意識しています。そして、ただ患者の味方をするのではなく、医師と同等に意見が言い合えるように、知識・技術・態度を身に付ける努力をしています。患者の身近にいる看護師の立場として、もっとコーディネートを行ってくれる看護師の育成が必要だと思います。患者・医師・看護師がお互いに手をつなぎ、同じ目標に向える環境を作りたいものです。
ホームドクター制度の導入 (kazu55・神奈川・パートナー無・41歳)
イギリスなどで行われている、ホームドクター制度を導入してはと思います。日本の現状として、待たされたあげくの数分診療と言われますが、その裏には、一人の患者さんが、同じ病気でドクターショッピングしているようなことが見受けられます。病気をしたら、契約している医師にかかり、必要な時に紹介状を持って大きな病院に行く。こうすることで、待ち時間や国の医療費も削減できるのではないかと思うのですが。
説明不足 (amigo・埼玉・パートナー有・35歳)
私は病院に勤務していますが、患者さんがよく言われるのが「先生は何にも言わないからわからない」です。日本の技術は悪いとは思えませんが、やはりコミュニケーション不足のため、誤解させるケースも多いと思います。だからこそ、患者さんも、もっと積極的に自分の体のことを聞いてほしいと思います。気付いてない人は言われないとわかりません。私たち医療従事者も、もっと信頼を得られるように努力していきたいと思っています。
「医療コンシェルジュ」が欲しい (airy・神奈川・パートナー有・41歳)
亡くなった父が大学病院に通院していたときに、何度も付き添いましたが、誰にどう尋ねていいのかわからないことが多くありました。そのときに、一人の病人の治療を総合的にとらえてくれる仕組みがあるといいと思いました。診療を受ける前の段階から、病状を相談すると適切な科を案内してくれ、さらに診療後は薬や食べる物の相談にものってくれるなど、「コンシェルジュ」のような存在です。患者と家族の不安と不信を和らげてくれると思います。
担当ドクターのことを信頼しています (reikot・大阪・パートナー有・35歳)
疑問をそのままにせず、不安や不信は必ず伝えるようにしているからかも知れません。私自身も思わぬ病気をした身で、自分の病気について調べたこともありました。納得のいくまで担当ドクターと話をしないと、薬も検査も受け入れません。そういう性格を知って下さっているドクター達は、効果とリスクとを並べて説明してくれます。現在はQOLなどの観点からも説明が受けられるはずですし、情報は求めれば、与えられると思っています。
5日目の円卓会議の議論は...
医師も患者も目線を同じに
医師の診断に疑問や不信感をもったことがありますか、という問いかけから始まったこの1週間。どうすれば日本の医療はよくなるのか、さまざまな観点から議論ができたと思います。医師と患者がよい「治療関係」をもつこと、コミュニケーション力の問題でもあり、双方の意識の持ち方の問題でもあります。
Mitsubaさんのように、看護師として医師と患者の「橋渡し」をするという心強いご意見もあります。医師は医師、看護師は看護師、患者は患者、それぞれの立場から、もう一度医療を考え直すこと。それがやはりいちばん必要なことではないでしょうか。とりわけ患者は、医療には素人であるという意識から、すべてを医師にお任せするという意識から抜け出すことが必要でしょう。いろいろ勉強している方は、疑問を徹底的に突き詰めることで、疑問や不信感を克服しているからです。
いたずらに不信感を抱くことは、患者にとっても医師にとっても不幸なことです。患者は治してもらいたいし、医療関係者は患者を治すことに喜びを見いだします。目的は一つで、医師と患者はそこに向かって協働しなければなりません。医療費の問題なども、その観点から見直せば、何が何でも引き下げるという話ではなくなる可能性があります。
どんな医療を望むのか、患者と医療関係者とが真剣に語り合うところから始めるのがいちばん早道だと思います。皆さんの熱心な投稿に感謝します。ありがとうございました。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「手術したい医師、練習台になりたくない患者」
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