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第3号被保険者に関する修正点今日もたくさんの投稿をありがとうございます。どの投稿を拝見しても、みなそれぞれ論理的でうなずけるものばかり。とくにkuniwakaさんやA6M2さんのご意見は、自立したイー・ウーマンのメンバーならではだと思いました。 たしかに、今の制度を前提として小手先の修正を加える中途半端な改革だから、かえって不信感を払しょくできないのかもしれません。国としてミニマムな保障を提供して、それを上回る部分は自助努力で賄う、その代わり基礎年金部分だけは税金で必ず補償するといったほうが、明解かもしれませんね。 ただ、年金問題の難しさは、すでに受給している人や老後まで間に合わない人たちに対する経過措置をどうするかといったことで、既得権に配慮するあまり、大胆な改革案を打ち出せないのが実情です。 今日は今回の改革案のもう一つのポイントである、サラリーマンなどの妻である第3号被保険者にかかわる修正点をご紹介しましょう。これまで年収130万円未満で、労働時間が週30時間未満の人は保険料を払わなくてよかったのが、週に20時間以上働く場合は厚生年金に加入して保険料を負担しなくてはならないとしています。 また、夫が納めた保険料を、給付の算定上夫婦が共同して負担したものとみなすこととして、納付記録を分割する(半分を妻が払ったとする)案も出ています。ただしこの制度、たとえば妻がパートに出て厚生年金を払うようになった場合は、自分の実際の就労による納付記録となり、その期間は夫の年金を分割してもらうことができません。 また、いわゆる「内助の功」を目に見えるかたちにするという趣旨で作られたこの制度では、夫の年収が高いほど妻の貢献も大きいことになり、家計を助けるために働きに出る妻の貢献は評価されにくいという矛盾もあります。 女性は男性以上にライフスタイルが流動的です。一人の女性が正社員で働いたり、専業主婦となったり、パートに出たり……といったさまざまな働き方、暮らし方を経験します。わたし自身は、どんなライフスタイルを選んでも公平な制度であることが、すべての女性が自由に自分らしい生き方を選択できるために不可欠だと思っています。 厚生労働省も「ライフスタイルに中立であることを目指す」と言いながら、どの立場の人からも不満が出そうな中途半端な改革案を提示しているように思えます。それぞれの生き方を自由に選べるようにするために、みなさんは、どんな制度を望みますか? |
生活経済ジャーナリスト |
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