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中国株って、こんな株。
中国の株式市場は、地域別に大きく2つに分かれます。香港市場と大陸の上海、シンセン市場です。 香港市場は歴史的に非常に古く、中国に返還される前は世界有数の市場の一つに数えられていました。これに加えて1990年代に改革、整備された大陸市場があり、さらに上海、シンセンの2市場では、国内向けA市場と外国人であるわたしたちが買えるB株市場とに分かれています。 面白いのはA株、B株両方に上場している同一銘柄の値段が違うことです。ここにチャンスありで、将来、両市場が融合された時に、割高なA市場の株価に割安なB市場の株価がサヤ寄せする形で値上がりするのではないかといわれています。 さて、中国株の「わけ、わかんなさ」はこうした市場区分も一因かと思いますが、わたしたちが買えるのは上海B株54銘柄、シンセンB株56銘柄、香港市場の181銘柄のみで、銘柄数だけで捉えると、そう大変な対象ではないように思えます。 イメージ的には、日本のジャスダック市場やマザーズ市場の銘柄を売買するのと似ているといったところでしょうか。 さて、わたしがオススメするのは、出来高が多い香港市場の株です。ただし、香港市場の銘柄には、上海やシンセンには設けられている値幅制限がなく、日本市場でもおなじみの過熱を防ぐための措置、ストップ高、ストップ安がありません。 従って中国株ブームでワーッとなっている時、さらに影響力のある情報誌が「それーっ、中国株だああ」などと特集すると高値つかみ(逆の時は安値売り)になる可能性が大きく、この点はリスキーだといえるでしょう。 わたしが中国株を今のうちにちょっと買っておきたいなと思う根拠の一つに、富の偏在があります。 中国にも日本のミリオネラ、ミリオネーゼみたいなリッチな人々が出てきました。いわゆる白襟族と呼ばれるオフィスワーカーですが、農村部に行くとまだまだ年収が日本円にして10万円という人は多いのです。そういう人たちから見ると、たとえば日本円で2000株、約10万円程度でいくらでも優良株が買える香港市場の銘柄は、年収に匹敵する高額株なのです。 いずれ彼らの年収が経済成長に伴って伸びる時、株価はさらに上昇するのではないか、と予想してもいいのではないかとわたしは考えています。 さて、みなさんのお考えはいかがですか? |
株式評論家 ファイナンシャルプランナー |
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