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儲けるためではなく、社会を創っていくために
さて、今日は、15年間投資信託にどっぷり漬かってきた私の思いをお話させてください。 ■投資は、株だけで十分 これだけ株式投資が手軽になり、そして経済がグローバル化した今となっては、投資信託の存在意義も変わるべきじゃないかと思っています。少額で株は買えるし、ワラントなども利用すれば、自分でかなりの分散投資もできますし、企業自身がグローバル化しているので、その企業の株を買うだけでも、世界分散の効果は多少なりとも受けることができます。さらには、プロ並みの企業情報も入手できる時代。 そうなると、投資信託の従来からの「少額で、プロが世界に分散投資をして、お金を増やしてくれる」という役割は、薄れつつあるように思います。 ■新しい投資信託の役割 そして、次に投資信託に求められる役割は、多くの個人の力で、社会をよき方向へと導いていくという役割なんじゃないかと思うのです。良くも悪しくも株価が企業経営に影響を与える時代、投資信託を通じて、社会に意見を発信してはどうかと思うのです。”りめっと”さんのおっしゃる「ファミフレファンド」は、「仕事と生活を両立でき、多様で柔軟な働き方を選択できる企業」と定義したファミリーフレンドリー企業に投資する投資信託ですが、これに投資する人が増えるということは、そういった企業の姿を支持する人が多いということを社会に表明することになります。 「それじゃあ、この投資信託は、儲かるの?」という疑問もでてくるかもしれませんが、だからといってファンドマネージャーが、ファミリーフレンドリーではなくて、儲かりそうな企業に投資してしまったら、それは、もう契約違反。訴訟問題にしてもいいくらいです。 ■投資信託で未来の社会創り 私は、ここ3年間で400社近くの企業を訪問してきましたが、そこで感じたのは、ゆるぎない哲学を貫きながら、人を大切にしている企業は、大きく利益を上げることは無いけれど、長年にわたって存続する力を持っていることを実感しました。(実は、投資信託も同じで、ゆるぎない哲学の元に運用されている投信は、短期的には不安を感じるときもあるけれど、長期的に見ると、良い成績です) そんな意味でも、短期的な情勢に流されること無く、未来の世代のための社会創りに、投資信託を通じて取り組んでみることが、新しい投資信託の一つの役割じゃないかと思う今日この頃です。リターンは、結果的についてくると思うのです。 短期的に利益を上げて、株価を上げる企業の株で、一喜一憂していてばかりでは、従業員も企業も顧客も、なかなかハッピーにはなれないですし、未来は明るいのかなぁ……なんて思う今日この頃。だからこそ、テーマを掲げて投資をする仲間を募れる投資信託の魅力を再認識すべきかなとも思っています。 あなたは、どんなテーマで投資してみたいですか? |
ソフィアバンク ディレクター |
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