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同じ業界での起業は難しい。別の業界での起業こそチャンスなのでは?
みなさま、いろいろなご意見ありがとうございます。今回のテーマは、とらえ方も人それぞれだと思います。趣味やアイデア、考え方の変化、経験、能力、十人十色ですよね。でも私は、起業するために必要なことは何か? と考えると、必ずしもいま所属している業界にこだわる必要はないのでは、と感じます。 ぞうさん、私も金融業界に属していましたので、よくわかります。数字の組み立ては得意なのでしょう。まずは、入念な損益計算を試されたらいかがでしょう? ただし、明確なビジョンは必要です。どんな業界で、どのようなことをやるのか明確でなければ、そこそこ待遇のよい現状選択が無難ですよ。起業は甘くない! Availabilityさん、いいですね!「キャリアを捨てることに不安はありますが、そこで得たものは私の血肉になっていると信じています。」なんて素敵な考えでしょう。大賛成です。ただし、親類や周囲の反対も理解できます。特に金銭的なマイナスは難しいですよね。ITとかバイオとか、金食い虫ですよ。参入予定の市場規模の調査とビジネスプランの作成は必須です。希望があれば、事業計画のシートなど添付しましょうか? ところで、キャリアを捨てることにはなりませんよ。私がシティコープにいたときに人事部の役員に、米国では、転職をすることはキャリアである。むしろ一個所に甘んじている人材はキャリアのない証拠、とアドバイスされました。「石の上にも3年、継続は力なり」という日本の考えとは少し違いますよね。彼らの考えがすべて正しいとは思いませんが、心配を恐れていては何もできません。むしろ、「キャリアを捨てる」とは何かを考えるべきだと思います。「キャリアを重ねる」と考えては!? 一期一会さん、そうですね。いまは、業界自体が変化しています。少し古いですが、造船の会社がウーロン茶を発売したり、音響の会社が不動産業を行ったり、石けんの会社がバイオを手がけたりしてますよね。異業種参入の企業は増加しています。人も同じで、年齢を重ね考え方が変化することに加えて能力も増大します。いろいろな経験を積み、新分野への展望とアイデアも生まれるのでは! wakanoさん、私の問いかけは、いま所属している業界の影と光を見ることでその業界にこだわる必要がなくなってしまうとの意味ではないんですが、その考えもありですかね。でも、いままでの業界をすべて否定するのではなく、その業界の嫌なところ、不合理なところを参考にして、新しい業界を創造して行くのも必要だと思います。悪い点があれば、改善の余地もあり、参考になりますよね。 lovesnowさん、確かに、世間一般のほとんどの方は、夢と現実の狭間で浮遊していると思います。ベンチャー企業と揶揄されるゆえんは、やはりベンチャー(冒険)なんですね。いままでの蓄財がゼロになるリスク、再就職の難しさなど、起業にはリスクが伴います。ですから、趣味の世界から抜け出せる情熱を持てる方は、起業のためのビジネスモデルの作成から始められたらいかがでしょう? 夢をビジネスにつなげるためには収益計画が必要ですよね。夢や趣味の延長なら、業界へのこだわりは関係ないと思います。 あすちゃんさん、仕事が好きなら、チャンスは到来しますよ。そのときがくるまで、起業できるセンスやアイデアを磨きましょう。無理に起業する必要はないと思います。 ねおさん、「継続は力なり」ですね。重要です。ただし、確立されている業界に進出するのなら十分な資金と人材が必要です。「ヒト・モノ・カネ」があれば、既存の業界でも勝てるでしょう。その武器がなければアイデアと経験、能力で勝負です。その経験や能力は「継続は力なり」で身についた結果ですよ。経験を生かして、関連業界での起業を目指してください。 私が思うに、同じ業界での起業は難しい! なぜなら、潤沢な資金と既存のシェアを持っている業界を塗り替えるのは難しいから。それよりも、新しいアイデアと方法で既存の業界にチャレンジしていくこと、そこに最大のチャンスがあると思います。新規上場を目指すのもOK、新しいブームを興すのもOK。ネールアーティストみたいな新しい職種を興すとか、起業は必ずしも潤沢な資金が必要ではありません。 同じ業界での起業は難しい、別の業界での起業こそチャンスなのでは? というこの問いかけは、いまの時代だからこそだと思います。銀行や証券、建設、食品など、いろいろな業界で再編が起こっています。新しい波を起こせるのは、業界が陳腐化してきたから、業界の垣根が低くなったから。いまの姿が、正常な資本主義の形ではないのでしょうか。 具体的な起業の計画や考えをぶつけていただければ、私の意見を打ち出せます。ディスカッションしたいですね。もちろん、技術面、人脈の面など、みなさんの考える異なる業界での起業のメリット・デメリットもお聞かせ下さい。もっと奮って討論を楽しみましょう。 |
日本メディカル・パートナーズ取締役 CFO |
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