![]() |
|サイトマップ|お問い合わせ| |
|
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファッション誌は楽しい、愉快ファッション誌のみならず日々、膨大な量の雑誌に目を通しています。 でも悲しい事に、仕事柄、「自分の欲しいもの探し」でファッションそのものをわくわく見るのではなく、編集の特集や傾向を探るため「目を通す」のが仕事の一部。 今週号のWWD(*1)では、「パワー全開の六大女性誌・春のファッション特集号を徹底比較」と、女性誌のなかでもファッションを主に売り物にしている『ELLE』『VOGUE』『FIGARO』『BAZZAR』などそうそうたる洋物日本版女性誌の他にドメスティックな『GINZA』『SPUR』を加え、これらの雑誌の今シーズンのファッションの取り組みを、ページ数やフォトグラファーやスタイリストの名前、さらには広告量とか表4を獲得したブランド(裏表紙のこと、ここに載るのはステータス、なんて思われています)まで詳細に調べています。 もちろんファッション編集ページで取り上げられている最多ブランドはプラダとシャネルだよとのデ−タもつけて。笑っちゃうでしょ、これ。すべての女性誌の特徴を述べているとキリがありませんが、日本のマーケットの中、購読者が自分のライフスタイルにあったファッション誌選びをしているかというと、そうではないとわたしは思います。ファッション誌の選択には、「このようなファッションを見につけたい」という羨望の末の選択が如実にでますね。 わたしは、ファッションの流れやデザイナーの新しいコレクションは、「繊研新聞」や「WWD」という、日刊や週刊という比較的発信速度の速い媒体で、リサーチすることが多く、ファッション誌では、それをどのように技でひねって見せてくれるか、編集者やスタイリストの手腕を見せていたたくという感じ。だからページを見て「これを買おうか」とか意思決定のツールにはなりません。 膨大な雑誌の中で、どの雑誌だから好きというのも無く、印象のある特集が心に残ります。そういう中で今月インパクト大なファッション特集は『カーサ ブルータス』の各国の著名な美術館のキューレーターなどが選んだご当地ならぬご当館コーディネート。タイトルは、「世界のミュージアムが選ぶ春夏の一着」。サブが「トレンドではなくパーマネントコレクション」には脱帽しました。ファッションセンスがいいというのは、結局ライフスタイルのセンス、物に対する審美眼がいいということ。見事ですよ、この特集、ぜひ見てみてください。 *1 WWDジャパンは ワールドワイドなファッション情報を中心としたウィークリーマガジン。どちらかというと、ファッション業界で働くプロ向けのモノ。毎週月曜にオフィスに届きます。 ★渡辺教子のビューティフルライフ★さて、春ですね。大好き、春。前回のコラムで、交通事故で首を含む全身7箇所の骨折をしたという報告しましたが、もちろん全快するわけはなく、毎日イタタ。でも後遺症の痛みを嘆くことなんてするだけ無駄ですもの。今「生きている」自体が、春の芽吹きみたいにうれしく、全身スカイブルーのコーディネートや、白のみなんてファッションで会社に来ています。それで退院して一番うれしかったのが、おいしい物を食べることができること。値段にこだわらず、おいしいものぱくぱく、ぐびぐびしました。その欲望も落ち着き、さて次はなんでしょ、とはまったのが読書。今、『OGGI』という女性月刊誌で、書評の連載を担当しています。今発売している号は『ブッダの真理のことば・感興のことば』を取り上げ、来月号はもう入稿しましたが、司馬遼太郎の『坂の上の雲』。次号のため、いま悪戦苦闘しているのが、ヒラリー・ロダム・クリントンの自伝『リビング・ヒストリー』。月並みですが、生きるということを再確認した事故でした。180度、変わる。 |
ベネトンジャパン広報部長 |
企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!
詳細と登録
現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!
|
|
|
|
|
| ©2000-2009 ewoman,Inc. | |個人情報について|利用規約|各種お問い合わせ・お申し込み|会社概要| |