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2つの歯車は互いの動きを確かめ合っていないと回らない
だいぶ前のことですが、当時通っていたスポーツジムのサウナで、数人の女性たちが結婚生活の愚痴をこぼしあっているのを聞いたことがありました。同じエアロビクスのクラスの仲間たちらしく、夫がだらしない、思いやりがない、姑が息子の味方ばかりして自分に冷たいなどなど。打ち明け話ふうにいろいろな愚痴が飛びかっていました。「生活の心配さえなければ別れてやろうと思うわ」というのが、大方の意見でした。 その話をじっと聞いていた30代くらいの女性が「わたし、あるとき夫に我慢がならなくなって、あれが嫌、こういうことが許せないとそれまでの不満をぶちまけたことがあったのよね。夫は、反論してくるかと思ったら、じっと黙ってわたしの話を聞いていて、最後にぼそっとひと言、我慢しているのは君だけじゃないんだと言われちゃった。わたし、目からウロコが落ちたような気がしたわ」と言ったのです。サウナ中にシーンという音が聞こえたようでした。 人間同士の関係は、2つの歯車がかみ合って前進していくのに似ています。うまくかみ合えば、気持ち良く回っていきますし、そうでなければギシギシと気味の悪い音を立て、最悪の場合は止まってしまうかもしれません。常に、歯先を整え、油をさし、もう1枚の回り具合を確かめていなければならないのです。 ただし、これは、お互いにということが条件です。片一方だけが努力しても、歯車は決して心地よく回ってくれません。こういう努力を相手のためにできるかどうか、離婚への第1歩は、ここから始まるような気がします。 |
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