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未病のうちに不調を早く正常な状態に戻す今日の新聞各社は、糖尿病の有病者と「予備軍」は実に6人に1人にのぼり、5年前より250万人増えていることを大きく掲載。「正しい食生活と運動習慣が予防に効果がある」という知識はあっても行動に結びついていないのが実情との記事。何をどう食べたら元気に過ごせるかの知恵を、紹介しましょう。 一年中似たようなものを食べている気がするといわれるマースさん、お母さんが作ってくださる旬の食材を使った料理を食べていた頃はめったに病気しなかったのが一人暮らしをしはじめたらよく風邪を引くようになったとおっしゃるこうじさん。 旬の食べ物がどうしてカラダによいのでしょうか。 薬膳は、体質に合わせて温熱・涼寒食品を選ぶだけでなく、季節も体に大きく作用すると考えます。寒さが厳しい季節には、体を温める食べ物、暑い夏には、やはり体が涼寒性の食べ物を求めるからです。 たとえば、秋。秋は冷たい風が吹き始めて空気が乾燥するので、肺や鼻、ノドに不調が出やすくなります。その頃、肺を温めて鼻やノドに良い食材の秋大根、蓮根、梨、百合根などが採れます。また、暖かくなって、血流がよくなる春には、新陳代謝をよくするために、苦味の食品をとるとよいのですが、ちょうどこの季節は苦味をもった山野草の時季。 ふきのとう、わらび、たらの芽、セリ……。その時期に体が求めている味を、自然界がちゃんと用意してくれている。まさに天の配剤というほかありません。季節と体、そして旬の食材を考えるとき、自然界のすばらしさ、不思議さを思わずにはいられません。 高齢化社会を迎え、少子化、経済が不安定な中、医療費の問題は切実です。今のように病気になってから治療していたら、やがて破綻してしまうでしょう。 食べ物や運動に気をつけるのはヘルスケアの範囲。これからは、もう一歩進んで自分のちょっとした不調は自分で治すヘルスキュアの時代にならねばと思います。旬の食べ物にスーパーパワーの薬膳食品をトッピングして、未病のうちに不調を早く正常な状態に戻すという薬膳の知恵は、現代のわたしたちの生活にも十分役立つことです。 今日のレシピは味噌汁。夏を元気にのりきるのに、ぜひ1日1回味噌汁を飲みましょう。味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は免疫を高め、疲労回復にとてもよいのです。薬膳食品の白きくらげはノンカロリーで食物繊維も豊富。炒め物、デザートと何にでもおいしく使える万能選手。糖尿病予防にもよいですよ。 人生を豊かに楽しく過ごすのには健康がポイント。季節ごとに衣替えするように体も食で衣替えし、元気がずーっと続きますように。 あさりとトマトの味噌仕立て(材料2人分)
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薬膳研究家 |
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