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過保護自体は悪くない?みなさん、それぞれの真剣な回答を読みながら、『ロゼッタストーン』で取材した山田太一さんの言葉を思い出しました。 最近は、気の合う友人同士で「家族」になってもいいじゃないか……という意見も聞かれますが、山田さんは「家族というのは、自分で選べない『宿命』的な部分がある。そこでは、プラス部分だけでつながるのではなく、互いのマイナス部分も受け入れなければいけない。そこで、悩んだり、ぶつかったり、考えたりすることで、人間は成長するのだ」というようなことをおっしゃっていました。親を通して、人間は自分を発見するのかもしれません。 さて、昨日予告した「過保護・過干渉」について。 もっとも、勉強のための道具は買ってくれても遊びの道具は買ってくれない、生意気な口を聞くと怒られるなど、過保護ではあっても、決して甘い親ではなかったようです。 もう一人、恵泉女学園大学教授の大日向雅美先生は、「子どもが3歳までは母親が家にいたほうがいい」という「3歳児神話」を否定し、働く母親よりは、むしろ専業主婦のほうが育児に悩みを抱えていると訴えている人。さぞかし、「過保護」に否定的だろうと思いきや、「過保護自体は悪いことではない」というのです。 「最近は子どもが小さい時だけ必死で尽くして、中・高校生になると無関心になる親が多く、そっちのほうがよほど問題。親の無関心は子どもを傷つけます。子どもには、自分のことを無条件に守ってくれる存在が必要なのです」と大日向先生。ただし、親が子ども以外に、生きがいを感じられる何かを持っていることが大切だそうです。 過保護なくらいにしっかりと愛された子どもは、やがて、ほうっておいても自立していく場合が多いとか。逆に「自分は親にあまり愛されなかった」と感じる人は、いつまでたっても「親」を引きずってしまうらしいのです。 つまり、子どもに善悪をきっちり教える、親自身が自分の生きがいをしっかり持つ、そうしたことができていれば、どんなに「過保護」だろうと、子どもは立派に成長していくのかもしれません。みなさんは、どう思いますか? では、社会人になっても親と同居する「パラサイトシングル」など、成人した子どもへの過保護・過干渉は、どうなのでしょう。この話題は、また明日。 |
『ロゼッタストーン』 |
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