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大切なのは、自分の生き方に納得できることコメントを読んでいると、「結婚」が「親離れ」のきっかけになることが多いようです。ただ、今のように「非婚化」「晩婚化」が進んでくると、きっかけがないままに親と同居を続ける例は、これからも増えるでしょうね。不景気だと、一人暮らしをするのも大変ですから。 親子の関係はそれぞれ固有のものですから、「正解」が決まっているわけではありません。イクラさんのように「無理して親離れする必要はない」と考える方、りえぴょんさんのように「甘えるのも親孝行」と考える方、いろんな考えがあっていいと思います。肝心なのは、将来、人生にトラブルが起きたとき、それを「親」のせいにしないで、「自分で選択した結果」だと覚悟を決められるかどうかではないでしょうか。 『ロゼッタストーン』の取材で、離婚カウンセラーの池内ひろ美さんにお会いしたとき、「母子密着」が家族トラブルの最大の問題だとおっしゃっていました。30歳を過ぎた娘が母親と一緒にカウンセリングに訪れ、「お母さんがいいというから結婚したのに、うまくいかなかったじゃないの! 」と母親を責めるケースもあるといいます。 昨年、ひきこもりの兄を弟が撮影した『home』というドキュメンタリー映画が話題になったのをご存じでしょうか。映画のなかで、父はとっとと家を出て、母だけがひきこもりの兄や、末期がんの祖母を抱え、うつ病になりながらも懸命に耐えていました。ああ、母親というのはなんて切ないんだろう……と、わたしは映画を観て、ため息をつきました。 ところが、取材で話を聞いてみると、ひきこもりだった兄は、今では、家を出て自分を放っておいてくれた父に感謝しているというのです。逆に、長男としての責任感もあり、母を捨てて家を出ることができなかったことが、ひきこもりの一因になっていたのだとか。 「親離れ」「子離れ」ができない原因の一つに、「離れて住んでは親が寂しがるだろう」「自分が面倒をみてやらないと、子どもが大変だろう」という、お互いの「優しさ」があると思います。この優しさが、時に相手や自分自身を縛り、傷つけてしまうわけです。 親と離れて暮らすことについても、他人の目や、世間の見方や、親がどう思うかで判断するのではなく、「自分は今、本当に、自分らしい生き方をしているだろうか」という点で、考えてみてはいかがでしょうか。 自分の生き方に納得ができてこそ、親を思いやる余裕も生まれるのだと思います。 |
『ロゼッタストーン』 |
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