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ちょっとコーヒーブレイクを!お気に入りのマグカップの画像、ありがとうございます。あらためて日常使っているものを写真に撮ると、そう言えば何年もつき合っているな、とか、やっぱりなかなか良いなぁ、などとほのぼのしますよね。今日はマグカップの思い出に浸りながら、マグカップのルーツもたどってみませんか。ちょっと話が歴史的になりますが、コーヒーブレイクをしながら読んでいただければ……。ドイツ、ベルギーなどで見られるビアマグ コーヒーはエチオピアの高原地帯が発祥ですが、飲み物として飲まれたのはイエメンで1450年頃のことです。
ドイツ、ベルギーなどで見られるビアマグ その後アラブを経て、16世紀末から17世紀初めにヨーロッパに伝わります。その頃のカップはというと、アラブではゴブレットのような取っ手もソーサー(受け皿)もないものを使っていました。ヨーロッパに入ってからソーサーが使われるようになりますが、初めはカップのコーヒーをソーサーに注ぎ、ソーサーでコーヒーをで飲んでいたようです。この頃、ヨーロッパで使われたカップは、すべて中国の磁器あるいは日本の有田焼です。日本の陶磁器はやはりすごいですね。18世紀に入って、マイセンを皮切りにヨーロッパにも窯が作られ、同じ頃カップに取っ手がつけられるようになります。これが現在のカップ&ソーサーの原形となっているのです。 アメリカでは、ヨーロッパの植民地であった地域では17世紀中頃からコーヒーが飲まれていますが、一般庶民に広く普及したのは1773年のボストン茶会事件をきっかけにお茶が飲まれなくなってからです。お茶の代わりにコーヒーをたっぷりのお湯で薄めて飲む、いわばアメリカンコーヒーですね。この頃はコーヒー・ハウスという社交場で飲まれることが主だったコーヒーは、19世紀後半には家庭や職場で飲まれるようになりました。そうするとカップは大きめに、ソーサーは省いて「手軽に、気軽にコーヒーブレイク」です。1960年頃のアメリカのコーヒーショップのマグカップ こうして登場したマグカップは、実用と共に生まれた型とも言えますが、新しい型というわけでもないのです。
1960年頃のアメリカのコーヒーショップのマグカップ この取っ手付きのカップ=ジョッキはさかのぼること17世紀頃から北ヨーロッパでビールを飲む際に使われていたのです。ただどちらにしてもコーヒーをマグカップでというスタイルは、アメリカのコーヒー文化の産物には変わりないかと思います。私も初めてマグカップを手にした時、あまり美味しいと思えないコーヒーを無理して飲んで「お洒落なアメリカンスタイル」を取り入れた気分になっていました。みなさんは、どんなスタイルでホッと一息をされていますか。 |
西洋陶器デザイナー |
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