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学資保険やこども保険を考える昨日、子どもにかかる費用には、大別して、1養育費、2学校教育費、3家庭教育費の3つがあるというお話をしましたが、限られた収入のなかから貯めていくには、この3つのどれにお金をかけるかを考える必要がありそうですね。今日のみなさんの投稿にも、そんな思いが感じられました。 たれままさん、binkoさんは、習い事をひとつだけにする、自分自身が家庭教師になるといったやり方で家庭教育費をできるだけおさえ、その分を将来の学校教育費に回すという考え方のようですね。また、tokotonboさんは、高校までは公立で、大学は自由に、という方針でいらした由。わたしも基本的には、お3人の考え方が正しいと思います。 子どもの可能性を広げるためには、幼いうちからいろいろ習い事をさせたほうがよいという意見もありますし、幼稚園や小学校から私立校に進学させたほうが、よりよい教育を受けられると考えていらっしゃる方も多いようです。しかし、学校教育費も家庭教育費も幼いときから十二分にかけるとなると、それこそ子ども一人に数千万円ものお金がかかってしまって、肝心の高校・大学時代の教育費が不足してしまうという事態になりかねません。 マイホームの購入や親の老後資金にも支障をきたすでしょう。人生の3大資金をバランスよく準備するためには、tokotonboさんがおっしゃっているように、ライフプラン表を作り、いつ、どんなことに、いくらお金が必要になるかを把握することが大切です。そして教育費についても、「いくらかかるか」を知ると同時に、「いくらかけるか」の基準を決める必要があるのではないでしょうか。 ところで、あるばーとさんが加入なさっている学資保険ですが、これは郵便局の保険でしょうか。郵便局以外にも、民間の保険会社やJAなどには「こども保険(こども共済)」があり、教育費づくりによく利用されています。なかには有利なものもあるのですが、利回りが下がった現在、積み立てた元本よりも受け取る満期金のほうが少ない、いわゆる元本割れをする商品も多いので、十分に注意してください。 たとえば今、郵便局の「18歳満期・学資保険」に加入したとします。被保険者(子ども)は0歳男児、契約者(父親)は30歳、満期金は100万円という契約だと、毎月の保険料は4,780円で、18年間に払い込む保険料の総額は1,032,480円(4,780円×12ヵ月×18年)。これに、父親に万一のことがあった場合の育英年金(年間12万円)と子どもの入院給付金(3年目から日額1,500円)をつけた「18歳満期・育英学資」だと、毎月の保険料は5,340円、保険料総額は1,153,440円にもなります。完全な元本割れですね。 学資保険やこども保険は、いわゆる積立商品ではなく保険商品ですから、保険料には保障のための掛け捨てコストも含まれています。そのために元本割れしてしまうわけですが、父親の万一のためには父親自身の保険に別途加入していらっしゃるでしょうし、子どもの入院などには、安くて保障のよい生協(全労済、県民共済、日本生協連)の子ども向け共済があります。 保障と貯蓄は切り分けて、教育費づくりには銀行や郵便局などの積立預貯金、財形貯蓄、公社債投資信託での積立などを利用したほうがよいと思います。学資保険やこども保険への加入を検討なさっているJerryさんも、払い込む保険料の総額と、受け取るお金の総額を計算して、本当に有利かどうかをしっかり判断してくださいね。 |
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