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銀行を選ぶということ過去にも幾度か、このサーベイで銀行取引について取り上げたことがあります。 その度に必ずと言っていいほど寄せられる投稿は「銀行業はサービス業」という自覚が銀行に足りないというもの。ある意味、大きくうなずけるご指摘であり、わたしも仕事上、過去に幾つかの銀行に対してサービス強化のための提案を具体的にしたことがあります。 ただ、忘れてならないことがもう一つ。それは「対価を支払ってこそ受けられるのがサービス」であるということです。たとえば「ATMからの現金引き出し」というサービスを利用するためには、利用手数料という対価を払うか、それに代わる何らかのメリットを銀行に与えなければなりません。 そうしたことが理解されてはじめて、自らが支払った対価に対して「どれだけ高い質のサービスを提供しているか」といった視座で銀行選びを行うことが大切でしょう。 ときに最近、新生銀行のサービスの高さを評価する人が増えています。その理由を「不良債権が少ないから」と見ている人もおり、確かに表面的には「その通り」と思えなくもないのですが……。 ご存知のように、新生銀行の前身である日本長期信用銀行は不良債権の重みに耐えかねて経営が破たんしました。結果、当時の株主が株主責任(株券が紙切れになる)という代償を負わされたばかりでなく、何兆円もの税金投入という形で、すべての国民が経営破たんとその後の再生に関わる費用負担を肩代わりしたのです(もちろん、旧長銀は日本の高度経済成長に大いに貢献しましたが……)。 果たして新生銀行は、国民が過去にみなで払った「対価」に見合うサービスを、いましっかりと提供しているでしょうか。それは単に、個人取引にかかる手数料を無料化するとか、有利な商品を提供するとか、そういったレベルに留まらず、回りまわってわたしたちの国民生活を豊かにしてくれる国内の産業界に十分な資本を提供しているかどうか……などといったことまで厳しくチェックしてみる必要があります。 よく考えて見ましょう。産業・企業に十分な資本提供(たとえば融資)ができない銀行に、預金をすることが果たして正しい選択でしょうか? |
経済ジャーナリスト |
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