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日本の銀行のサービスが低いのには理由がある!日本の銀行に「言いたい放題!」もいいのですが、ここは少し冷静に……。 モノ言える立場にない銀行が反論しないのをいいことに、ちょっと見当違いな批判をしている向きも世間一般に少なくありません。 たとえば「米国の銀行は24時間・無料でATMを稼動させているのに、なぜ日本の銀行は夜間稼動していなかったり、手数料を取ったりする場合があるのか」という批判。それは、米国の銀行は住宅ローンや事業者向けの融資でたんまり金利を稼いでいることが一つの理由です。 日本の銀行が融資金利を引き上げられないのは、ズバリ!「政府系金融機関があまりにも幅広い対象に、ごくごく低い金利で資金を融通してきたためである」ということを忘れてはなりません。さらに、これまで日本の銀行が夜間や土日のサービスを十分に行ってこなかったのは、それを容易に許さない厳しい規制があったためです。 つまり、日本の銀行のサービスの質が低いのは多分に「政府の仕業」と言うことができます。では、なぜ政府は民間銀行に自由を与えなかったのか? いろいろ理由はありますが、一番大きいのは政府系金融機関や他の外郭団体という役人の天下り先を温存したかったから……。もちろん、こうしたことに対する世間の批判が最近は強まり、ようやく政府は規制緩和に乗り出しました。 銀行にサービス提供能力を高めてもらうためには、銀行にしっかり儲けてもらわねばなりません。 なのに、これまでは政府がそれを許さなかった……。そして、いまようやく規制緩和(および、それを進める新法の制定)によって銀行に「儲ける手段」が少しずつ与えられ始めているのです。 つまり、日本の銀行の真価が問われるのはむしろこれから……。 竹中金融担当相は、いま急ピッチで銀行業の規制緩和を進めています。結果、2〜3年後には銀行に十分な「儲ける手段」が与えられます。そうなったにも関わらず、サービス強化に努めない銀行には存分に批判を浴びせてやってください。そのような銀行は利用しないという形で「NO!」をつきつけてやればいいのです。だから、あと2〜3年は銀行の変わり身をじっくり拝見といきましょう。 |
経済ジャーナリスト |
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