![]() |
|サイトマップ|お問い合わせ| |
|
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体系的にお金の知識を学べる機会を
なるほど、なるほど。みなさんの投稿を読むと、マネーセミナー推奨派のわたしでさえも、「いろんなやり方があるし、今は口コミやネットでも情報はとれるよね」と、うなずける部分が多くあります。 ただ、自己責任時代を生きる大人として、最低限知っておかなければならないマネー知識すら、“教育”として教わることなく、社会に出てしまった側面もあるのではないでしょうか。 たとえば、今年前半、大きく騒がれた公的年金についても、年金制度の基本的な仕組みについて理解している人はとても少なかった。たしかに制度が複雑すぎるという面もありますが、お給料から天引きされている社会保障や税の仕組みについて、関心を持たず、きちんと学ぶこともなく、これまで過ごしてきたことも問題だと思います。多くの人が正確な知識を得ることは、自分自身のためだけでなく、社会全体の意識を高めます。もっと早い時点で、みんなが年金制度の不備について気づき、関心を持っていれば、ここまでひどくなる前に、世論の力で抜本改革に手をつけることができたかもしれません。 そうした意味では、昨日の“sayangさん”の「NHKあたりで、英語講座のようにマネー講座があるといい」というご意見は、わたしも大賛成。大きな手間やコストが負担なく、中立的な立場で、幅広く体系的にお金の知識を学べる機会があれば、自立した考え方をする人が増え、成熟した社会になるのではと思います。 もうひとつぜひ行ってほしいと思うのは、学校内での金銭教育。お金の知識は、「生きる力」をつけるための重要な要素のひとつです。本来、基礎的な金銭教育は社会に出るまでに行われることが必要だと思うのです。 お小遣いのあげ方などで悩むお母さんも多いようですが、家庭内のしつけだけでは足りない部分を、どうやって学校で教えていくか。わたしたちの世代には間に合わないけれど、これからの子どもたちのために、何を、いつから学ぶべきかについて、最終日は少し視野を広げて考えてみたいと思います。 |
生活経済ジャーナリスト |
|
|
|
|
|
| ©2000-2009 ewoman,Inc. | |個人情報について|利用規約|各種お問い合わせ・お申し込み|会社概要| |