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保険加入に際して大事なこと
今日の皆さんの投稿には考えさせられる点がとても多かったです。せっかく入った保険から給付金がおりなかった、既往症を理由に解約させられたなど、さまざまな問題も提起されました。セールスレディに勧められるがままに何気なく加入することが多いと思いますが、保険は保険会社と契約者との間のシビアな契約であることを認識し、契約内容について、もっと知る必要があると思います。これから加入する方も、すでに加入している方も、疑問に感じたこと、納得できないこと、よく理解できないことなどは、とことん聞いてみましょう。また、その際は約款を手元に置き、セールスレディと一緒に約款のどこにそれが明記されているかを確認するとよいでしょう。それに答えられなかったり、適当に誤魔化したりするようなセールスレディは信用しないほうがいいと思います。 若いときに契約した保険をそのまま継続なさっている月の猫さん。古い保険の場合、手術給付金がついていない、10日以上(あるいは20日以上)入院しないと給付金が支払われないなど、いまの保険からみると不備な点もありますが、保険期間が長い(おそらく80歳までだと思います)、その間は保険料が変わらず安い、などのよさがあります。また、長期に続いている保険は「保険契約が安定している」という大きなメリットがあります。加入して2年以内に保険事故(死亡、入院、手術など)が起きた場合、すんなり保険金や給付金が支払われないことがあるのです。実は私も昨年10月から今年4月まで、眼の病気で5回の入院を繰り返し、両目とも手術を受けました。生命保険会社の保険と日本生協連の共済に加入していて、それぞれから給付金が支払われましたが、生命保険会社のほうは加入して間もない保険だったために、かなり厳しい調査が行われました。結果的には問題なしということで、ちゃんと払ってもらいましたが、結果が出るまでに2,3カ月を要しました。また、調査の結果次第では、ゆかorユヒャンさんのように保険契約を解約されたかもしれません(その場合は、調査結果に異議を唱えて徹底的に闘うつもりでした)。そんな恐ろしさを秘めているのが保険なのです。月の猫さんの保険は原則としてそのまま継続し、入院給付金を増やしたい、手術給付金もほしいということであれば、不足分を別の保険や共済で準備なさるのがよいかと思います。 Fmisaさんご質問の家族特約のメリットとしては、一般的にいって、別々の保険に加入するよりは保険料が安いこと、加入手続きが簡単なことが挙げられます。通常は夫の保険の特約を家族型にしますが、家族型には、本人(=夫)・妻型、本人・子型、本人・妻子型などがあります。入院給付金や手術給付金の額は本人の6割。したがって、夫の入院給付金が1日5,000円であれば家族は3,000円です。家族型のデメリットは、本人の保険契約が終わったときは、家族の保障もなくなること。もし夫が死亡した場合、妻や子の医療保障も一緒になくなってしまいます。 ヌマミズキさんのご主人のように保険嫌いの方は結構いらっしゃいますね。家族や身近な方が保険で嫌な思いをした、損をしたという経験をもつ方に多いようです。保険は、保険料というお金を払って万一のときに保険金を払ってもらう権利を確保する、つまりお金でお金を買い取る契約ですから、万一のときに間に合うだけのお金がある人には保険は不要です。入院したり手術を受けたときにどれくらいお金がかかるか、それだけのお金が準備できているかなどを冷静に話し合ってみてはいかがでしょう。ご主人には死亡保障も必要だと思いますが、いきなり死亡の話をすると拒絶反応が強いでしょうから、医療保障のほうからじっくりと。医療保障は、ご本人のための保障であることを理解していただけるといいですね。 健康なうちに加入した保険が役立ったというtoreinaさん。ほんとうによかったですね。ご夫婦それぞれの名義で加入なさっていますし、すでに給付金が支払われていますので保険契約も安定しています。大事に継続してくださいね。 ゆかorユヒャンさんの投稿には、さまざまな問題が含まれています。くわしい事情がわからないし、告知に関する複雑な問題がありますので、ここでのコメントは控えますが、近い過去に入院の事実がありながら保険に加入できたこと自体、疑問に感じます。なんらかのセールスレディの誘導があったのではないか、お母様は何も知らずにそれに乗ってしまわれたのではないかという気がします。今年2月に明治安田生命が金融庁から業務停止命令などの厳しい処分を受け、さらに7月にも同様の問題が発覚しましたが、それに似たようなことがあったのではないかと……。個人的にご相談をお受けできればいいのですが。 ゆかorユヒャンさんやCYAMUさんのように既往症がある方は、保険加入に際して十分に注意していただきたいと思います。大事なことは、保険会社に隠しごとをしないこと。告知書の項目を注意深く読んで正直に回答し、保険会社に既往症についてありのままを伝えて、それでも加入できるかどうかをしっかり確認してください。セールスレディが「大丈夫です」と言っても、それをそのまま信じてはダメです。保険金や給付金を支払うのは保険会社であって、セールスレディではありません。保険会社のOKがとれるかどうかが大事なのです。既往症への対応は保険会社によって異なります。「その病気で入院したり手術を受けても支払わないが、ほかの病気なら支払います(免責)」ということもありますし、「普通の人よりも高い保険料を払えばOK(割増保険料)」ということもあります。また、病気によっては加入できないケースも。免責も割増保険料もないものとしては、私が知る限りでは日本生協連の「たすけあい V1000」のみ。告知項目は2つだけで、これをクリアできれば既往症のある人でも無条件で加入できます。 |
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