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ファンドで変わる自分、変わる社会エコファンドを買ってくださったきりきりさんがエコファンドを世に出した願いをそのまままっすぐに受け取り、さらに長い目で見てくださっていることに感激しています。エコファンドに組み入れられている企業の株価も、今の株式市場の下落に影響を受けているのでファンドの価格は下がっています。でも、こういう時にさらに買い増しをするとファンドを購入した時の全体の取得費用を下げることができるので、上昇に転じた時の収益が高くなる可能性もあり、株式投資の一つでもあるんですよ。もちろん、必ずそうなると約束できないのでご自身の判断ですが……。 ちなみにエコファンドの生みの親である私も、自分が本当に良いと思って世に出したわけですから、自分でもちゃんとエコファンドを買って持ち続けております。エコファンドがヒットしたことで企業の環境対応は確実に変わりました。たとえば、評価基準の一つとして、ISO14001という国際的な環境管理システムの規格を取得しているか、あるいはそれに準じた社内システムを持っているか、などを挙げたのですが、ファンド発売以前の1999年6月に日本企業の取得は1551件でした。それが、2002年6月には9000件以上で世界一に。 また、アメリカNPOによる世界のコンピューターメーカ―の環境に優しい製品作りランキングで、上位11社のうち日本企業が9社を占めました。英国の環境関連のメディアに日本企業が環境レポーティングで世界を牽引と取り上げられたり、WNEP(国連環境計画)の会議でエコファンドのことが取り上げられたり、世界的に有名な環境関連シンクタンクで日本のエコファンドのヒットの状況が「グリーン・ミレニアム・オブ・ジャパン」と紹介されています。日本という国が、環境という視点からポジティブに評価されているのです。外務省に負けないくらい、日本という国を世界に認めさせたのです。これらはみな、エコファンドを買ってくださったひとり一人の方がやってくださったことなのです。環境問題とどう取り組んでいるか、ということが世界市場での日本製品の競争につながったり(どうせなら環境に優しい商品を買おう、という「グリーンコンシューマー」が世界にたくさんいるのです)、国際政治の中での発言力の強さにつながるという意味で、いまいくんさんのおっしゃる、それは政治・経済の問題の一部という考え方は正しいのです。 でも、だからと言って環境問題は存在しないと言い切るのはいかがなものでしょうか。政治や経済と関係のない個人はあり得ず、ひとり一人の方は意識しなくても社会全体の一部なのです。ひとりはみんなであり、みんなはひとりなのです。いまいくんさんにはされば問ふなかれ誰かために鐘は鳴るやとそは汝がために鳴ればなるなりという言葉を思い出してほしいと思います。 英国の詩人、ジョン・ダン(John Donne、1572〜1631)の文章の一部です。教会でお葬式の鐘が鳴っている。誰が死んだのかしら、あの鐘は誰のために鳴っているのかしらと問う人に、あれは誰のためのものでもない、あれはあなたのお葬式、あなたのためになっているのですよ、なぜかって人間は皆ひとりではない、孤立した島ではなく、海の水の中に隠れているけれどつながっている大陸のように、ひとりひとりが全体とつながっている。だから戦争で死んだ者はあなたそのもの、と人間同士が戦うことの愚かさを戒めたものです。バーグマン主演の映画にもなったヘミングウェイの小説の題名『誰がために鐘は鳴る』はここから来たのですね。わたし自身、この言葉をいつも心にとめ、エコファンドやSRIの金融商品を直して、環境問題、貧困や差別の問題で苦しむ世界のどこかの人の痛みを感じ、その人たちの幸せがなければ自分たちも本当に幸せにはなれない、ということを感じ続けていきたいと思っています。 |
グッドバンカー社長 |
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