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セールの季節も楽しみましょう。「わたしたちって働いているし、わざわざセールに行くほど暇じゃない。そして、もうクローゼットには洋服がいっぱい」これが本音ですよね。みなさまの書き込みのなかで、わたしに一番近い感覚を持っているなと感じたのは、miechanさんの「セール、プロパーを問わず、自分に必要な物は買います。セールだから買わなきゃという使命感より、欲しい物+自分に似合う物があり、セールだったから後押しされて買ったという感じ」という意見かな。 ファッションに関連する物については、職業として20年以上たずさわった経験から、適正価格がはっきりとわかります。ですから、よっぽど高額な物でないかぎりは「見て、欲しくなった物」は買うまでに5分もかかりません。 そして、高額商品ばかり扱うブティックは「見て楽しむ」というより、ちよっとシニカルに眺めています。27歳で、アルマーニやフェレ、ミッソーニ、そしてその当時、100万円のスーツもおかしくない値段のシェレルというブランドを扱う会社の広報となったわたしは、値段もさることながら、クォリティも一流のブランド品を、あたかも自分の肌の一部のように、一人称でPRしていました。「わたしの○○」という感じでね。 でも、だからこそ本音を言えば「布」でできている物に関しては、ブランド品と言えども原価と定価が正しいバランスの物は皆無。物そのものに何十万円の差は、布物では出ません。だからこそ「ブランド品」であり、そのデザイナーの付加価値なのですがね。でなくちゃ、定価で言えば、全国版カラーで1ページ4,000万円はする一般新聞に広告はバンバン打てないでしょ! そしてブランドの価値を高め、値段を高く売ることの循環。 ただ、スーパーでも「この値段なら、これは買い」と思える物は、昔に比べると本当に増えました。1,000円でも結構いい物がありますよ。ユニクロもとても安いと思いますが、デザイン性の豊富な島村とか、渋谷の小さい店なんて、最高にオモシロイです。 さて、そんな固いわたしが最近、お金を使うのに「ゆるゆる」なものは「匂いモノ」。以前も話ましたが、香水、匂い袋、お香、最近はアロマ類の精油に凝っています。香水はあまり売られていないけれど「ホワイトダイヤモンド」が好き。シャネルの一連の香水も使用頻度高し。普段使いにしているのは「ビューティフル」。オイル類も、安いものは、鼻から体内に入ってしまうのでダメ。上質なラベンダーの香りを部屋に漂わせると、ぐっすり眠れます。そしてバスオイルやソルトなど。こういう物にお金を使ってます。 ただ、どう考えたって、景気は悪くなっています。今年の夏辺りから、本当に悪くなっているのをヒシヒシと感じますね。実はこの原稿を、テレビをつけたまま書いているのですが、今も「ムカッ」。何ですって、物価のスライドに合わせて、年金額来年から引き下げる、ジイサン、バアサンを殺す気? えっ義務教育にも手を付ける? だって配偶者特別控除を失くすって決めたばかりなのに……。 働き続けているわたしは「主婦うんぬん」に目が厳しいと思っている方は多いと思いますが、実はわたし、主婦にあまりネガティブな感情はないのです。家に帰ったらご飯ができていて「タカコチャン、大変だったわねぇ。お風呂にする? 」と言ってくれるオクサンがわたしも欲しい。 若いサラリーマンが「ぼくんち、まだチイチャイ子どもが2人いるので、オクサンは働いていないんですよ」と言うのをほほえんで聞いています。母独り子独り、安い給料から保育園代7万円、家賃8万円を払って壮絶に生き抜き、自力ではい上がってきたわたしには、想像できます。こういう家庭は経済的に大変ですよ、とっても。 今月の給与明細を見ると、社会保険を全部で11万円払って、そのほかに税金を毎月15万円。合わせて26万円も天引きで納めていて、何で社会がこんなふうに弱者に対する手当てを削っていくのか、政治がよくわかっているとは言えないわたしでも、税金の使途に疑問が起きますよね。 <渡辺教子のお気楽年末最終日>いつも500円のジーンズなどで会社働きしている渡辺。今日は、気分を変えてバブリーに正装と決めた。いきまっせ。 フェレのファー付きのスーツ、47万円。トッズのパイソンのブーツ16万円。サファイアミンクのロングコート280万円。オーストリッチのバック、57万円。時計はキャラティ200万円。そのほか、アクセサリーは指輪類で200万円。ほー、今日は1,000万円近く身に着けている渡辺。本当にマテリアルお馬鹿オンナ。 一回で終わると思っていたこの欄の登場も、何だかんだと一年になりました。気持ちが悪くなるから、考えたり、スケジュールを吟味するのをやめようと、ロボットのように日帰り札幌や、3泊5日イタリア往復を続けた一年でした。落ち込んだり、喜んだり……一年を振り返ると、つらい気持ちの日々が多かったけれど「カオ」だけは、ニコニコとしてきました。そして、これを書き終わった今も「ニコニコ」。みなさま、良い年末を、そして素晴らしい新年を。来年もまたお会いしましょうね! |
ベネトンジャパン広報部長 |
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