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実状が見えにくい募金活動募金というと、やはり「赤い羽根募金」や「歳末助け合い募金」を思い出す方も多いのではないでしょうか。あるいは突然、街中で声をかけられる募金など何となくうっとうしくて、抵抗のある方や馴染みのない方が、まだまだいらっしゃるようです。 そう感じる理由にはいくつかあると思います。まず第1に、日本人特有のお上への頼みの意識があります。これは法律や制度も個人の寄付を奨励するものではなく、民法では、むしろ「公の支配に属さないものには支援するな」という意味の条文があるくらいです。もちろん寄付に対する税の控除も不充分なので、わたしたちも税金を納めれば、あとはお上が何でもやってくれるという意識に慣らされたということでしょう。 第2に、募金の行き先がよくわからないということがあると思います。どこに使われているかわからないということだと募金をする意欲もわかない、ということになりますよね。報告がきちんとされない、ということもあります。 第3に、従って情報も少ないということになります。募金を受ける側の工夫も必要になります。ただ「困っています。お金をください」では、募金する気持ちがあまり起こらないのが現実ではないでしょうか。 アメリカでは個人の寄付が90%以上を占めますが、日本では個人寄付は全体の10%以下で、ほとんどが企業や財団が組織としてお金を出しているようです。しかし、だからといって日本人が募金をしていないか、といえばそうではなく、小額の寄付や募金に関しては統計上、切り捨てられるのでよくわからないというのが現状のようです。 「寄付や募金はどういう動機でするか」などを示した2000年の経済企画庁が発表した「国民生活選好度調査」によると「町内会の付き合いの一環として」という人が52.5%で「困っている人の役に立ちたい」というのが41.4%です。また、寄付先は、やはり町内会が55.1%で1番多く、街頭募金が45.2%と続きます。 町内会、募金寄付がまだまだ大勢を占めているようです。でも、MANAMIのように「冬のボーナスが出ると、支給額の5%をめどにユニセフに寄付をしています」とおっしゃるように、お付き合いではなく、自分のライフスタイルとして自己責任で募金をする方が増えてきたとは、心強いですね。また、宮里さんのように最近は「ネット募金」という形で、さわやかに募金なさっている方もいらっしゃいますね。ネット募金の情報も明日以降、紹介していきたいと思います。 ボランティア活動は誉められやすいのだけれど、募金はデリケートな反応があります。ですから横並びになりやすい、従って魅力がない、という悪循環になるのでしょう。 募金をして、いやな思いをなさった方の書きこみもお待ちしております。 |
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